在宅ネット勉強情報交換会レポート


去る5月12日土曜日に行われました在宅ネット勉強会の報告をいたします。
(今回の参加人数は5人でした)

K先生は、スモン病の患者会とコンタクトされ、ご自分では対応しきれないほど患者さんが多い。
しかし、在宅ケアなので症状が急変して、患者さんが急に減るので経営が難しくなることもある。
交通事故の自賠責の取り扱いでは、重要となる交渉のポイントや患者さんからはお金を一切頂かないこと。被害者は後から症状が出てくることも多いので、事故後はなるべく早く医療機関へ受診すること。

治療院経営が長くなると開院当初の患者さんが高齢化し、亡くなるので寂しくなる。
景気の良いときと現在の差など、その時々で経営のやり方を変えていかなければいけない。など、ベテラン先生ならではの貴重なお話を聞くことができ、とてもためになりました。

N先生は現在、福祉用具と口腔ケアについて活動していることを話されました。嚥下障害の患者さんや誤嚥性肺炎の死亡者が多いので介護保険でも重要視されている口腔ケアとそのリハビリテーションについて、実技を少し交えて話されました。
ユニークな在宅リハのあり方を紹介され一同びっくりしました。
また福祉用具では、個人に対応した選定がなされてないことが多いため、治療しても福祉用具のせいでまたすぐに元通りになる。

例えば、車椅子が体に合っていないと姿勢不良や移動時の無駄な力・偏りが起き、その状態で治療しても効果的でないばかりか悪循環を繰り返すことを話されました。
そして、福祉用具の点検・メンテナンスの重要性と、以外に簡単に工具を使ってメンテナンスできることを紹介されました。

M先生は、尼崎市内のリハビリ団体へ行かれ、脳障害の患者さんの治療をされていることをお聞きしました。脳卒中患者さんの治療に鍼灸施術を取り入れ、20年以上も動かなかった患者さんの手や指が動いたというユニークな症例を報告されました。
M先生も驚かれたでしょうが、患者さんはもっと驚かれたと思います。
また、鍼灸マッサージという東洋医学の効果を再認識することができました。

また、後半はK先生の得意とするスパイラルテープ法の実技やいろんな治療法についても各々の先生が熱心に話されました。
実際に治療を体感すると驚きや感動があり、こういうひと時は本当に有意義なものです。
先生方それぞれに考察があり、それらを拝聴し大変勉強になりました。